solar wind

シュノーケル solar wind歌詞
1.solar wind

作詞:西村晋弥
作曲:西村晋弥

揺り起こされたヘッド 起き抜けに届く太陽光
白く浮かぶ入道雲
見え隠れする Z 真昼を揺れる月の色
夢を放つ雨上がり

この道を飛ばして 今僕ら何を追っている?
ふと振り返ったりして 立ち止まったとしても
街の色は変わってく

翳した手 開いて あの太陽にやられそうさ
憂鬱な思いは 空に溶かして行こう
厚いジャケット脱ぎ捨て 走り出したんだ だから 6,7,8
無い風吹かせて 今飛び出して GO!

靴底は磨り減ってく 何か代わりを得るように
いつだって減る方が先なんだ

先のことを迷うより 一度きりの今と鼓動を探して

明日に向かって まだ太陽が見えなくても
地平線の果てまで 目を凝らしていこう
Fly Again 踏み出せ ためらっているのならば 6,7,8
無い風吹かせて ただ飛び出して GO!

迷ったら目を閉じ 止まってしまった時間の中で
舞う羽根捕まえ 強く握っていよう

掴んだ手 突き出せ あの太陽も壊せそうさ
憂鬱な思いは 空に飛ばして行こう
Try Again 踏み出せ ためらっているのならば 7,8,9
天まで響かせる この声出して GO!

今飛び出してGO!


2.入道雲

作詞:西村晋弥
作曲:西村晋弥

透かした空の色に 君からもらった手紙を
翳した手を離せば 羽根を生やして
飛んでいきそうな気がした

眩しさに目を細めた

あの頃君の遠ざかる背中 見送る度にいつも
風が胸をすり抜けた
あの時もっとその手をギュッと 握り締めていたら
僕らの夏はまだ続いていたの?

描いた青写真を 僕はずっと捨てられずに
隠した君の想い あの時すでに
小さく見え隠れしていた

切なさに目をそらした

夏がこぼしたカケラにそっと 耳を当ててみたら
懐かしい潮風の匂いがした

あたたかな通り雨が

心へそっとやさしく手を伝い 砂に沁み込んでく
波のように繰り返した
あの時もっとその手をギュッと 握り締めたとしても
僕らの夏はまた更けていったの?


3.弾丸ランナー

作詞:西村晋弥
作曲:西村晋弥

雨を期待してた 体育祭前日の夜
てるてる坊主はもちろん逆さ ダメ押しの塗り潰し攻撃

明暗は文字通り あまりにもハッキリしすぎてる
例年ビリケツの僕 病欠の申請は通らない

文系も理系も意味が無い 走るの早いやつが偉い?
溜め息の後で見上げた笑う月
毎年妙にはりきってる 家族も見に来て気が重い
終わってしまえば一瞬の出来事さ ラララ

風邪を期待してた 体育祭当日の朝
てるてる坊主にも裏切られ 空に花火打ちあがる

スポーツマンシップの「ス」の字もない
がむしゃらな汗は趣味じゃない
予定通りプログラムは進んでく
暗黒雷雲よ轟け 今ならまだ遅くはない
そよ風に舞い万国旗揺れている ユラユラと

結局僕も走らなくちゃ スタートラインはすぐそこ
手を振る家族にめまいのフラつき
かの有名なガガーリンは 言った「地球は青かった」と
ではこの空とこの僕の顔色はどうですか?

空砲鳴り響き 一斉にスタート
まるで永遠のように感じられた
あぁめんどくさいなぁ このまま逃げ出したいなぁ

そしていつの間にか 僕のいた赤組は
優勝してたらしい まぁ無事に終わればそれでいい